つゆ時期のヘアケア対策

毎年のことながらこのつゆ時期に髪が、まとまらなくなってしまう方は少なくないのではないでしょうか?

乾燥している時期にくらべ、どうしても湿度が高くなり、さらには雨に濡れて、せっかくスタイリングした髪型もペタンコになってしまったり、クセが出てしまったりします。

 

もちろん、縮毛矯正をかけてしまえば、そんな悩みも一発で解決してしまいますが、どうしても髪型が限られてしまうことと、つゆが明けた後のことを考えると、この時期だけ縮毛矯正をかけるという選択は必ずしも正解ではありません。

 

できれば大きく髪型を変えなくても、このつゆを乗り切れる方法を紹介していきたいと思います。

 

 

すこしウェットな仕上がりにする

髪の毛は24時間、空気中の水分を吸い込んだり、吐き出したりしています。

江戸時代には人間の髪の毛を湿度計の一部として利用していたぐらい、湿度の変化に敏感にできています。

さらには、空気中の水分の影響だけでなく、自分の汗のでも同様のことが起こります。

 

どんなに水分の吸収を避けようとしても限界があり、結局は髪が湿ることによりクセや広がりが出てしまいます。

 

であれば、はじめから髪に水分を含ませてスタイリングしてしまうのも一つの方法です。

(以下の方法は、パーマスタイルの人や、クセの強い人にオススメです。)

 

  1. シャンプー後にしっかりとトリートメントをして保水力を上げた後、よくタオルドライをします。
  2. アウトバストリートメント(流さないトリートメント)を持っていれば、なるべくオイル系のものを普段よりも多めにしっかりと全体的につけます。(前髪など顔周りに近い部分はベタついて見えてしまうので少なめに調整してください。特に中間から毛先にかけて多めにつけると良いでしょう。)
  3. さらに、ヘアクリームなどの乾燥しにくいスタイリング剤を、アウトバストリートメントと同じように髪全体に馴染ませます。
  4. その後、ドライヤーを弱風で根本のほうからあてて乾かしていきます。(時間がない時は、強風でもかまいませんが、少し遠めからあてて下さい。)
  5. 完全に乾かそうとしても、しっかりとつけたトリートメントやスタイリング剤のおかげで、少ししっとり目に仕上がります。

 

毛量や好みの質感によって、どのくらい保湿するかは、一人一人それぞれの微調整が必要になりますが(湿度によっても)、こうした保湿ケアをするのとしないのでは、1日を通してみたときに髪型の持ちがぜんぜん違います。

 

とくに、ダメージのある髪は水分を吸いやすくなっているので、何もつけずにドライしてもすぐに湿度の影響を受け、クセや広がりが出てしまいます。

 

できれば、まずはダメージのケアをすることオススメします。

トリートメント Varijoie(ヴァリジョア)という新基準
ひと言に「トリートメント」と言っても、ホームケア用の物から美容室で使用するような専門的なモノ、最近ではカラーリングできるような特殊なモノまで様々です。 とくに美容室で使用するトリートメントなどは、システムトリートメントと呼ばれ、3つから5つ...

 

髪の毛にダメージがあると、ダメージホールができ、その隙間に水分が取り込まれてしまいます。

 

アウトバストリートメントやスタイリング剤によって、その隙間を埋めることもできますが、ダメージが大きい場合は、まず土台を作ってあげることが重要になってきます。

 

それから、スタイリング剤(ヘアクリームなど水分が蒸発しにくいもの)をつけることで、なじませやすくもなるし、手触りもよくなります。

 

ちなみに、おすすめはリアル化学の「NOTIO」です。

 

香りもグレープフルーツのような柑橘系のさわやかな香りで、つけるのが楽しみになります。

 

さらに、時間が経過すると髪がサラサラになりますが、パサつきません。

 

まるで、トリートメントをしたようなつややかな仕上がりが持続し、まとまりやすくなります。

 

現在、一押しのスタイリング剤です。