分け目 は変えられるのか?
分け目 は変えることも可能です。
むしろ、定期的に変えてあげた方が、頭皮や髪の毛のためにも良い結果をもたらします。
同じところで分けていると、長い年月の間には頭皮や髪の毛が、紫外線や空気中の化学物質によって悪影響を受けてしまうこともあるのです。
また髪が長いと分け目になっている部分の頭皮が、いつも同じ張力を受けて血流が悪くなってしまい弾力を失います。
すると、頭皮は硬くなり、抜け毛の原因にもなってしまうのです。
分け目の部分の髪も、常に紫外線にさらされることになるので、一番ダメージを受けています。
ドライヤーで乾かすときがポイント
どうすれば、分け目を変えていけるのでしょうか?
一番たいせつなのは、髪を乾かすときの方法です。
ドライヤーの風を顔の正面からあててしまうと、いつのも分け目でわかれやすくなってしまいます。
できれば少し下を向いて髪を、ぜんぶ前におろしながら乾かすと良いでしょう。
軽く分け目部分の頭皮をこすりながらドライヤーの風をあててあげるとより効果的です。
最後は、冷風で髪のながれを固定してあげるとよいでしょう。
すぐに分け目が変わるわけではありませんが、毎日少しずつやることでだんだんと髪のながれは変わってきます。
根気強くトライしましょう。
それでも分け目が戻ってしまう場合は?
この方法で分け目を変えることはできない人もいるかもしれません。
上の記事で書いたことをできれば続けてほしいのですが、なかなかできない場合はカットやパーマのちからを借りることもできます。
カットやパーマを利用する
分け目ができてしまう原因の一つに、髪の毛のボリュームが無いというものもあります。
極端な例ですが、男性の場合ショートスタイルの髪型にしていると分け目はほとんど出ません。
これはなぜかというと、髪がひとりでに立ち上がっているからです。
しかし女性の場合、髪の毛をみじかく切るにしても限界があります。
そういった場合には、分け目の部分の髪を中心にみじかくして、パーマをかけて立ち上がりをつける方法があります。
ぜったいにレイヤー(段)をつけたくない場合や、パーマをかけたくない場合は仕方ありませんが、おすすめできません。
土台になるアウトライン(一番下の髪の部分)を変えなくても、あたまの骨格に合わせてカットしていくことはできます。
パーマもあまり強くかける必要はありません。
前髪の奥行きをふやす
サイドに流していた髪を前髪にすることで分け目を無くすこともできます。
特に、前髪の長さとサイドの長さに差があると分け目はできやすくなってしまいます。
ワイドバングス(幅の広い前髪)にするか、前髪とサイドの髪の長さをなだらかにつないでカットすることでも分け目がハッキリついてしまうことを防げます。
カットした後、すぐに分け目がなくなるわけではありませんが、ドライヤーでの乾かし方と併用していくと、かなり目立たなくなるでしょう。